【ハラスメント相談担当者エッセイ】上越タイムス社
【ハラスメント相談窓口担当者】のリレーエッセイ。
今回は上越タイムス社が担当です。
【1.我が社のハラスメント防止対策の『肝』】
これまでの研修を通じ、従業員の皆さんのハラスメント防止への意識は高まってきました。しかし、残念ながら無意識にハラスメント発言(主としてセクハラ)をしてしまう人が存在しています。また「いじり」「からかい」が過ぎる場面も散見されます。言われた本人や周りで聞いている人がどのように感じるか考える「想像力」をさらに磨く必要があると考えます。
ハラスメントの苦情申し立てについては、「大ごとにはしたくない」などの理由から、直属の上司には相談できずに、話をしやすい別部署の年長者に聞いてもらうだけに留まり、窓口相談員までは声が届かないというケースもあるようです。
以上を踏まえ、ハラスメント防止対策の『肝』を「社員同士の距離を縮め、声を発しやすい環境づくりに努める」とし、以下のことに取り組みます。
1.普段から部署ごとに上司・部下の垣根を越えてコミュニケーションを取るよう心掛ける
2.部署ごとに年4回の個別面談を実施する
これらの取り組みを通じ「それ、ハラスメントですよ」と気軽に注意し合える関係性の構築、ハラスメント事案が発生した場合に相談しやすい雰囲気づくりに努めます。
【2.ハラスメント防止に対する私の想いと、自己紹介】
〈横田文子〉
営業販売局 管理部門所属。主に広告営業の事務を担当。過去の職歴は、早く出勤した雪の日に「あなた早く来すぎなのよ、時間調整して来なさい」と言うお局様がいる会社で13年間事務員として勤務。退職後8ヶ月間主婦として過ごし、2011年4月タイムスの配達員になり、同年5月から販売部の事務パートとなる。その後、担当替えや異動を経て現在に至る。趣味はエアロビック、ゲーム。
前の会社で結構ひどい目にあってきたのでハラスメントを受ける人の気持ちは解るつもりです。話を聞いて上につなぐことしか出来ませんが、より良い職場環境を目指す手助けが出来ればと思います。
〈小林文也〉
営業販売局 まるごと上越! 編集部所属。36歳。大学卒業後、新卒で現在の会社に入社させてもらいました。
普段からハラスメントに気をつけているつもりですが、まだまだ不用意な発言をしてしまい、日々反省しています。
ハラスメントに対してしっかりと理解することが大前提ですが、必要以上にコミュニケーションが希薄になってしまうことも会社にとってマイナスだと思います。そこで周りの人がその場で「それハラスメントですよ」と注意ができ、反省できる環境の会社が理想なのではと私は思います。
〈小山洋介〉
総務局所属。40歳。大学卒業後は事業者金融の会社に勤務し、中小企業の資金繰りのお手伝いをしていました。
上越タイムス社入社後は長く紙面制作を担当し、総務局に異動後は日々社内の困り事を解決しています。昨年からは総務と紙面制作との二刀流に挑戦しています。
相談窓口担当になるのは今回が初めてですので、まずは相談しやすい環境づくりに注力します。その上で、相談者が後悔しないような解決策を一緒に目指す存在になれればと思います。
以上の3人が相談窓口を担当します。
ハラスメントを「受けた」「見た」「聞いた」など気になることがありましたらお声掛けください。
よろしくお願いします。