【躍動する魂】「アールブリュットへの誘い」 7月6日~31日開催!
■アールブリュット展in上越
・開催期間:2015年7月6日(月)~7月31日(金) ※7月21日:休館日
・開催時間:10:00~18:00
・開催場所:あすとぴあ高田5階「ミュゼ雪小町」ギャラリーA・B・C
■ アール・ブリュットとは?
「アート(art)」は「芸術」、「ブリュット(Brut)」は「磨かれていない」「(加工されていない)生のままの」という意味を表すフランス語で、画家のジャン・デュビュッフェが1945年に考案した概念です。正規の美術教育を受けていない人々が伝統的な文化や社会の風潮に流されることなく、独自の発想と方法により制作した作品のことを指します。
■ 出展作家(予定)作品の一部 ご紹介
日本のアール・ブリュット
近年、日本のアール・ブリュットはヨーロッパを中心に大きな話題を呼んでいます。
2010~2011年に、パリ市立アル・サン・ピエール美術館で開催された「アール・ブリュット ジャポネ展」では約12万人の観客が動員されました。またヨーロッパ各国を巡回する展覧会「Art Brut from Japan」では、イギリス ロンドンのウェルカム・コレクションで、約3ヶ月の会期中に約9万4千人が来場。さらに、スイスのザンクトガレン州にあるラガーハウスミュージアムでは昨年、日本・スイス国交樹立150周年を記念した展覧会「ART BRUT JAPAN SCHWEIZ」展が開催され、大変な好評を博し巡回展の開催も決定しています。
また、日本国内においてもアール・ブリュット展が多数開催され、アール・ブリュットを扱う美術館が続々と創設されるなど、福祉、美術の枠組みを越えて多くの人々の注目を集めています。行政や各地の地方公共団体もアール・ブリュットの推進に力を入れており、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え年々関心が高まっています。