参考になるいい事例を見つけました(ハラスメント関連記事より)から
からの転載です。中でも、参考になる事例を以下に貼り付けましたが、誤解のないように全文目を通して頂ければと思います。
不平不満までハラスメントだと訴える若者も
――打たれ弱い若者、確かに多いと聞きます。
河上(公益財団法人21世紀職業財団):管理職が管理職としてのミッションを果たしていくために、やらなければいけないことができないという時代でもあります。また一方では、なんでもハラスメントだと訴えるのも最近の傾向で、「自分の希望する部署に行けない」とか、「転勤希望が叶えられない」とか、「評価が悪かった」っていう不平不満までハラスメントだと訴える若い人たちがいるんですね。(中略)この人たちの思考回路は、「僕が失敗したのは僕が悪いんじゃなくて、周りが悪いんだ」なんですね。その「周りが悪い環境」から脱すれば、普通の状態になるから、会社を休んで海外旅行とか行ったりする。そういう人たちに今の管理職の人は対応していかなきゃいけない。こういった人材に悩んだ管理職がうつになって、会社休んで有意な人材を失っていくというケースももちろんあるんです。
記事全文 http://wotopi.jp/archives/26753
性的言動は職場のコミュニケーションには必要ない
――被害者側が不快に感じた時点でセクハラと認定されるのでしょうか?
河上:性的言動というのは職場には一切関係ないですよね。セクハラの場合は様々な裁判事例を見ても相手が嫌だと思った場合はほぼ100%セクハラとして認定されているケースが多いですね。
――セクハラ被害にあった場合、一番初めにとる行動とは?
河上:まずは、嫌だということ。拒否することです。例えば「お前、結婚しないの?」っていう話をしてきた人に対して、「私は◯◯さんの人格とかは好きですけど、そういう話はあまりして欲しくないんです」といった断り方をする。悪意がない場合は拒絶すればほとんどの場合なくなります。「幼いなぁ」とか、「もっと大人の対応をしろよ」とか言われることもあるかもしれませんが、性的な言動というのは基本的に職場には必要ありません。結婚などの話題ももちろん性的な言動の中に入りますし、極端な話LGBT(性的少数者)の人にそんな話を振るのも失礼です。「結婚します」というと「子どもできた?」と聞いてくる人もいますが、子どもを作る作らないも個人の話ですよね。職場には関係ありません。
記事全文 http://wotopi.jp/archives/26878