【ハラスメント相談担当者エッセイ】大島自動車販売
【ハラスメント相談窓口担当者】のリレーエッセイ
今回は大島自動車販売が担当します。よろしくお願いいたします。
第1節「我が社のハラスメント防止対策の≪肝≫
大島グループ内にハラスメント委員会ができたことで、社員のハラスメントについての理解度は高まってきたと感じています。しかし、全く無くなっているということはなく、言動がハラスメントではないか?という相談があります。内容を聞くと双方のコミュニケーション不足に起因するような気がします。
我が社のハラスメント防止対策の肝は“尊重と会話(リスペクト&コミュニケーション)”
大島自動車販売は社員13名で少ないですが、グループで一番古い会社です。仕事の進め方一つとっても昔ながらの慣例で進めていることも多く、良く言えばツーカーで物事が進み、悪く言うと言葉足らずで命令口調のように感じることもあります。
今まではそれで良かったことでも、これから若い社員が増えていった時に必ず問題になってくると考えています。
毎日顔を合わせている社員だからこそ社員同士が尊重し合い、働きやすい環境を創っていきたいと考えています。
第2節【自己紹介とハラスメント防止に対する私見】
大島自動車販売 社長 庄山武志
私は18年前に入社し、9年前に役員になりました。その時に大島代表から「役員の仕事は、社員が働きやすい環境を創ってあげること」と教えて頂きました。働きやすい環境創りだけがハラスメント対策ではありませんが、これからも心掛けていきます。
仕事でのコミュニケーションの取り方の一例
皆さんは、苦手な人と話す時、話さなければいけないシチュエーションの時に、どのような表情で話をしているか想像したことがありますか?
ある講演会で聞いた話ですが、「人は合わせ鏡」という話があります。こちらが嫌な表情や、冷たい態度をとって接してしまうと相手も合わせ鏡のように同じようになってしまう。だれとでも穏やかな気持ちと笑顔で接しましょう という内容でした。確かに、面白い話を笑いながら話す友人につられてもらい笑いしてしまうことも、その逆にもらい泣きするようなこともあります。さりげない仕事のお願いや指示がそっけない言葉や態度になっていると、指示された側は心よく受けとってくれないかもしれません。指示する側は「それは仕事なのだから」の一言で済ませるのではなく、どうしたら快く仕事をしてくれるかを考えて行動をすれば円滑なコミュニケーションになると思います。
小林優子
大島クリエートに入社しまして第2子出産後、大島自動車販売の経理事務員に移動になり、前任者から業務を引き継ぎ、現在に至っています。
私も含め、永くお勤めされている社員の方がいらっしゃいますので、働き続けられる雇用の安定が図られておりますが、価値観やものの考え方、感じ方は様々でありますので、社員が日々の中で苦痛な事があった時、相談するかどうかを躊躇してしまう事が多々あるのではないか?と考えることがあります。
委員会に関わる中で、気づき、その心情を読み取れる姿勢を持ち続けることを目標にして、ハラスメント防止に努めていきたいと思っております。