【ハラスメント相談担当者エッセイ】くびき野ライフスタイル研究所

【ハラスメント相談窓口担当者】のリレーエッセイ
今回は㈱くびき野ライフスタイル研究所が担当します。よろしくお願いいたします。

第1節「我が社(事業所)のハラスメント防止対策の≪肝≫」

当社では、今年から相談窓口が2名から4名に増えました。
昨年度まではサンクスたんぽぽとベビーサンクスには担当者が不在でしたが、それぞれの事業所の雰囲気や事情が分かる社員が必要ではないかということで、サンクス高田2名、サンクスたんぽぽ1名、ベビーサンクス1名の4名体制で情報の共有をしながらハラスメント相談窓口として協力して取り組んでいきたいと思います。

 気軽に窓口へ相談してもらうためにはどうしたら良いか。なかなか窓口を利用できない理由は何か。そもそも窓口があることや誰が担当者か知らない、相談窓口からの情報漏洩が心配だったり、相談した後に思わぬ大ごとになってしまったりすることが不安なのではないか。それを解消するには、事前に全社員に向けて相談の流れをきちんと示すこと、相談場所は相談している姿が見えない場所で行なうこと、相談時には今後の流れや動きを伝えることなど、相談に来た社員が安心して相談できる環境を整えることで大きな問題に発展する前に対応ができるのではないかと考えています。

 ハラスメント相談が発生しないことが一番望ましいのですが、ハラスメントに怯えてより良くするための意見が出せなくなってしまったり、せっかくの「気付き」を気付かなかったことにしてしまったり、主体性がなくなったりしてしまう原因にもなり得ます。
様々な価値観や事情を持ち、生活環境が異なる「人間」が働いているため意見の違いや見解の相違があること、それぞれの正義が違うことは当たり前のことです。生活を送る中で心に余裕がないこともあります。自分の意見を伝える時や注意をする時、また愚痴を言う時など、一人一人が少しでも相手の気持ちを考えた言動・対応を心掛けることが「肝」になってくるかと思います。

お客様に対してはもちろん、社員間においても「目配り・気配り・心配り」を実践して「ハラスメントでは?」と思う瞬間のない風通しが良く明るい職場環境を目指していきたいと思います。

 

第2節「自己紹介とハラスメント防止に対する私見」

◆金木栄一(入社13年目・サンクス高田・介護職)
 心と車の話。
 「あそび」の無い車は急ブレーキ、急ハンドルに。 「あそび」だけの車はブレーキ、アクセルは効かない。
 なので、車のブレーキやアクセルには適度な「あそび」が大事。 心にも適度な「あそび」が大事。
 心の持ち方をこの様に例えた講師がいました。
 ハラスメントの芽が出る前に、種がまかれる前に、 更にそれ以前に、適度な「あそび」のある心の持ち方で打ち 消されるきっかけとなったなら幸いです。

◆里方裕美(入社5年目・ベビーサンクス・保育士)
 ハラスメントは精神的身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりする行為であり断じて許 されない行為です。それはみなさんご存知だと思いますが無自覚に行ってしまっている方が   多い・・・ 保育園のハラスメント対策は普段から職場内での積極的なコミュニケーションを図る事。 一人ひとりのちょっとした異変を見逃さず深刻にならないように配慮する事。誰にとっても心地良い職場となるように努めてまいります。

◆荒川小百合(入社8年目・サンクスたんぽぽ・介護職)
 5月より地域密着型に変わり、環境の変化があったので出勤する足が重くならないような職場でありたいと願っています。
 ハラスメント研修にも参加していますが、該当するのか?否か?判断が難しい場合もあると思います。知らず知らずのうちに相手を傷付けてしまっている場合もあるのではないでしょうか・・・
 人と話す機会が多いため、自分の言動には気をつけて困った時には窓口となる自分に気軽に相談してもらえる人でありたいと思っています。生き生きと働ける職場となってほしいです。

◆佐藤友美(入社13年目・サンクス高田・事務職)
 相談窓口の役割について考えています。相談窓口に来られる方は、悩んで考えて、やり場のない想いをどうすることもできず勇気を出して窓口に来られるのではないかと思います。まだまだ人生経験も少ないなかで窓口として対応するために、窓口に来られた方の話を「しっかり」聞けるように傾聴力を身に付けていきたいと思います。また、自分の心に余裕を持てるように身体はもちろん心の健康管理を心掛け、いつでも気軽に相談してもらえるような柔らかな雰囲気の窓口を目指していきます。

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