【ハラスメント相談担当者エッセイ】みんなでいきる①
【ハラスメント相談窓口担当者】のリレーエッセイ。
今回は社会福祉法人みんなでいきるが担当します。よろしくお願いいたします。
【1.我が社のハラスメント防止対策の≪肝≫】
『すべての職員にハラスメントを意識づける環境づくり』
みんなでいきるは上越市内の各所に高齢・障害・児童・保育・相談センターがあり全8事業所で運営をしております。昨年度は法人内にハラスメント委員会を設置し、各事業所に1名のハラスメント防止委員を選出し、委員8名が相談窓口となり対応してまいりました。今年度は相談受付後の対応等について改めて検討し相談された方が相談して良かったと思えるような体制づくりを行っていきたいと考えております。
さて、『すべての職員にハラスメントを意識づける環境づくり』についてですが、現在、ハラスメントの全社員研修は年1回ありますが、それ以外でハラスメントという言葉を目や耳にする機会があまりありません。そこで、昨年度は相談窓口ポスターを作成し事業所へ掲示し、さらに定期的に職員へメールにて周知をしてまいりました。
今年度は相談窓口の周知に加えハラスメントに関する情報を発信することで日頃からハラスメントに対する意識づけや正しい認識をもっていただくことを目標として取り組んでまいりたいと思います。
『すべての職員』とした理由として、ハラスメント行為を受ける側はハラスメントに対して敏感であるのに対し、無自覚でハラスメント行為を行っている、または自覚があるのにハラスメント行為をやめることができない側に対し気づきの機会となり抑制に繋がればと思います。
今後もハラスメント防止対策を積極的に行い、働きやすい環境を目指しこれからも活動してまいりたいと思います。
【2.ハラスメント防止に対する私の想いと、自己紹介 その①】
〈サンクス柿崎 大倉〉
みんなでいきるに入職して10年が経ちました。それまでも事務職の他、サービス業、製造業も経験しましたが。自分を職場の一員として認めてもらい、評価されることで、自信につながり仕事への意欲へと繋がると思います。一人一人を尊重して生き生きと働ける職場、そんな職場にしたいと思って日々過ごしています。私も、パワハラを何度も経験しているので、自分の事として、真剣に取り組みたいと思います。職員の皆さん、何よりもご自身の心と体を一番に考えて下さい。気軽に相談して下さい。
〈サンクスレルヒの森 岡田〉
相談できるような環境をつくり、相談者の話したいことに対し丁寧に耳を傾け、「相談してよかった」と思っていただけるよう、「聴く」を心掛けながら対応していけたらと考えております。