自己啓発助成金 決定:2020年前期

自己啓発助成金 2020年度前期助成が決定しました。

今回は1件です。

(お名前/所属/活動内容/助成希望金額/申請時の本人コメント抜粋)

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笠井 誠さん/ 生活情報新聞社 

「アフター」をテーマにしたアート展示会とディスカッションへの参加

助成希望:8万円

「2021年5月、10~11月に燕三条地域でアートイベントを開催予定。上記イベントに参加し、地方におけるアートイベント展開方法について学び、3回目以降のアートイベント実施の方向性について参考にしたい。」

 

 

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以上

笠井さんのご活躍を期待しております。

2020年度後期の募集に関しては、決まり次第発表いたします。

活動報告書「対話型鑑賞 入門講座・ファシリテーション講座」の受講

社会福祉法人みんなでいきる NASC
菅井 豊子

対話型鑑賞 STEP1 入門講座プログラム
(京都造形芸術大学アート・コミュニケ―ション研究センターACOPによる講座)

日にち :2018年 8月11日 ~ 8月12日

活動報告
今回のSTEP1では「鑑賞者」として、作品鑑賞の基礎である観察力・批判的思考力・言語能力を高めることを目的に、対話型鑑賞の意義や可能性について基礎レクチャーを受けた後、
2日間で6回の作品鑑賞を体験した。

作品鑑賞では、スクリーンに映し出されるアート作品の写真を各自で15分ほどじっくり鑑賞し、その後、作品について気づいたことや疑問に思ったことなどを発言し、「問い」→「仮説」→「検証」を繰り返しながら、作品を能動的に鑑賞することを学んだ。

また、作品に込められた意図や、鑑賞者の創造的解釈から生まれる新しい意味を付加することで、作品の世界が広がっていく楽しさも体験した。作品には作者の意図が込められているが、意図を読み解くことが重要なのではなく、そこに鑑賞者が創造的な解釈を加えていくことで作品はより豊かなものになり、それこそが本来の「作品鑑賞」であると教えを受けた。

作品鑑賞を通して身につくこと
①知的探求心が刺激される
②目的意識をもった観察力
③正解のない問いに取り組む力
④創造的解釈
 →奥深い意味を読み解く力
⑤体系的に論理的に見る力
 →自分が思ったことの根拠を作品の中にみつけ、それを言語化する力
⑥言語能力
より適切な言葉を、記憶の中から呼び起こし、それを適切に組み立てるという作業
⑦コミュニケーションの基礎
⑧人間関係の基本を学べる
 多様性の受容 →他者と生きていくための基礎
⑨自己対話力

今後の取組みについて
上記に書いた ≪作品鑑賞を通して身につくこと≫ は、美術鑑賞に必要な力というだけでなく、会社のチーム作りや人材育成にも不可欠な力だと感じた。

今回の研修の中では、アート作品だけでなく、マンガで対話鑑賞をする「マンガ読解」というワークショップもあった。4~5人のグループに分かれ、グループのメンバーと1コマずつ描かれている趣旨を検討して、マンガのストーリーを1つにまとめるという内容。

このマンガ読解から、下記のようなことが体験できるので、大島グループのチームづくり研修でも役立つのではないか?と思った。

●同じコマを見ていても、人ぞれぞれに受け止め方が違い、様々な側面や解釈があることを理解する
→モノゴトには自分には見えていない側面があることを考慮する
→多面的、多角的な理解が必要
●コンセンサス(合意形成)をとるために必要なことは何か?
「相手の話を理解するための聴き方」、「相手に自分の考えを伝えるための話し方」を考える
→発言の根拠やプロセスを意識する
●異なる視点が交わることで新たな視点が生まれる。
 →「AかBか」ではなく、「AとBからCを生む」

対話型鑑賞 STEP2 ファシリテーション講座プログラム
(京都造形芸術大学アート・コミュニケ―ション研究センターACOPによる講座)

日にち :2018年 9月1日 ~ 9月2日

活動報告
前回は「鑑賞者」の立場から対話型鑑賞の意義や可能性について学んだが、今回のSTEP2では「ファシリテーター」の役割を理解し、実際にファシリテーターを体験するのが目的。

ファシリテーターとしての「基本姿勢」や「聴き方」、「問いかけの構造」などについてレクチャーを受けた。

また、講師がファシリテーターをしている映像を見ながら、ファシリテーターと複数の鑑賞者との間でどんな言葉のやり取り(対話)がされてるのか、音声を全て書き起こしファシリテーションの分析をした。その後、参加者一人一人がファシリテーターとなり、実際に対話型鑑賞を行った。

ファシリテーター体験では、一人ひとりに題材となる作品が配布された。私は、岸田劉生の『麗子微笑』だった。中高生の頃に見たことがあるが詳しい知識は全くなく、不安と緊張で頭が真っ白になった。

ファシリテーターは作品に対しての基本知識は必要だが、対話型鑑賞の目的は、知識を教えることではなく、問いかけを通して、鑑賞者の探求心や観察力、思ったことの根拠を作品の中にみつけ、それを言語化する力などを育むことが目的であると実践の中でも教えてもらった。

日頃から司会をしている私は、「ファシリテーターはそれなりにできるだろう!」と少しの自信があった。しかし、実際にやってみると、司会のスキルだけでは全く通用しなかった。

鑑賞者がバラバラに発言する言葉を全体の対話としてどう構築していくのか、鑑賞者に新たな気付きを促すためにどう問いかければいいのか?……など、対話型鑑賞のファシリテーターとしての高いスキルが必要であることを痛感した。このスキルは一朝一夕に身につくものではなく実践の積み重ねの中で体得していくものだと思った。

対話型鑑賞におけるファシリテーターのポイント
①ファシリテーターの基本姿勢
・鑑賞者が(学習者・参加者)が主体
・ファシリテーターは指導者・主導者ではない
・一方的な「教える/教わる」関係ではなく、互いに「学ぶ/促す」関係をつくる
・オープン(率直)に対等に話し合える場をつくる

②ファシリテーターの聴き方
鑑賞者の意見(考え)の中にある「事実」と「解釈」を意識的に聴き分ける。
【事実】誰にとっても同じ / 【解釈】人によって異なる
③ファシリテーターの問いかけの基本的な構造
・どう思った?  →主体的な観察とオープンな解釈を促す
・どこからそう思った? →解釈の根拠となる事実を訊く(たずねる)
・そこからどう考える? →事実から解釈を促す
・他に/もっと! →別の解釈や事実がある可能性に目を向ける

④ファシリテーターも鑑賞者も基本的に同じ
事実と解釈を意識しながら「どう思ったかな?」「どこから思ったかな?」「そこから何が考えられるかな?」「他にないかな?」と考えるのは、鑑賞者もファシリテーターも同じ。
ただ、ファシリテーターは鑑賞者以上に作品だけでなく、鑑賞者のことも「見て、考えて、話して、聴く」ことが必要。

今後の取組みについて
ファシリテーターの役割を学ぶ中で、これは対話型鑑賞の場面だけでなく、会社内のコミュニケーションでも通じることが多いと思った。

例えば、上記で赤字にした①や②の部分は、チームづくりや話しの聴き方スキルとしても重要だと思う。また③も管理職と部下が話す時など、パワーバランスで一方的に話を進めるのではなく、相手(部下)の存在を大事にした問いかけを織り交ぜることが、良い関係性と「主体的に考え・主体的に動く部下」を育むベースになると感じた。

最後に、④の文章中の「ファシリテーター」を「管理職」に、「鑑賞者」を「部下」に置き換えるとこんな文章になる。

管理職部下も基本的に同じ
事実と解釈を意識しながら「どう思ったか?」「どこから思ったか?」「そこから何が考えられるか?」「他にないか?」と考えるのは、部下管理職も同じ。
ただ、管理職部下以上に作品だけでなく、部下のことも「見て、考えて、話して、聴く」ことが必要。

今後仕事をする中で、自分が部下でも、管理職の立場でも、「見て、考えて、話して、聴く」に意識を向け、対話型鑑賞で学んだことを活用していきたいと思う。

活動報告書「着付けの資格ゲットで上越を着物で盛り上げる!」受講

株式会社井手塾
丸山 恵美

着付けの資格ゲットで上越を着物で盛り上げる!

日にち :2018年11月17日(土)
主  催:日経ビジネススクール
助成額 :94,000円

活動報告

●3級課程

基本の着付け(一般の着物に名古屋帯の一重太鼓)を中心に、留袖、浴衣、半幅帯(文庫や貝の口)、袋帯の二重太鼓、名古屋帯の変わり結びの自装、袋帯の変わり結びの着せ付けを学んだ。30分以内に基本の着付けをするというテストに合格。

●2級課程

留袖の着付けを中心に、基本の着付け、浴衣、振袖、袋帯の変わり結びの他装の実技と、着付けに必要な知識(体型に合った補正や着付けの仕方)や着物についての知識(着物の種類、作り方、TPO等)を学んだ。また、実際に手描きで染色をして帯を作るという実習も行った。30以内に留袖を着せ付けるというテスト、着物・着付けに関するペーパーテストに合格。

今後の取組みについて

1級講師の免許を取得する。1級に合格すれば人に着付けを教える資格を持つことができる。
その後は先生にイベントの時や集団で行っている着付け教室のヘルプとして声を掛けてもらう予定。自分でも着付け教室、お出掛けイベント、キモノファッションを広めるイベント等を主催し、従来の「お堅い着物」にとらわれず、もっと自由で楽しいキモノファッションを上越で広めていきたい。

論語塾「六連星」100回記念 湯島聖堂&鎌倉ツアー

企業活力研究会の補助金を頂きまして、論語塾「六連星」100回記念ツアーを企画、実施しました。
11月3日(土)初日は、「論語の聖地」東京の湯島聖堂を見学、孔子像の前で安藤先生と記念撮影。

孔子十哲ならぬ安藤八哲、気持ちを新たに今後も学んでいく決意をしてまいりました。

翌日は生憎の小雨の中、鎌倉大仏、文学館、長谷寺、江の島などを訪問。
それぞれに趣のある歴史ある観光名所を見学。昼食は江の島で名産の海産物を楽しみました。

人気漫画SLAM DUNKのモデルになった「鎌倉高校前踏切」へも立ち寄りました。

(※イメージです)

論語塾では、これまで未参加の方、飛び入りも大歓迎です。ぜひ、一緒に学びましょう!

活動報告書「英語で伝える「発話」トレーニング講座」受講

介護老人保健施設 サンクス米山
相澤 友之

【英語で伝える「発話」トレーニング講座】受講
~ウィルチェアーラグビー国際審判員としての技能向上に向けて~


日にち :2018年11月17日(土)
主  催:日経ビジネススクール

 
活動報告
講座の内容としては、英語の発音方法から自主練習のための音読方法を行いました。常に速いスピードで口から読むことで、英語の耳が作られると言われておりました。また英語の文章の作り方など瞬間的に英語の表現ができるコツなどを学ぶことができました。
今後自分自身が英語を使用していく際、競技中などより一層瞬間的な理解・説明などが必要となってくると思われます。今回の学びを生かし日々の英語のトレーニングを継続して行うことで、国際大会の際は自信をもって参加していきたいと思います。

 

今後の取組みについて
今後はウィルチェアーラグビーにおいて今年12月に海外の国際審判員からの講習の受講を予定しています。また来年は日本での国際大会、再来年は東京パラリンピックの競技役員として参加したいと思います。

 


研修会場の様子

 


今年3月にイギリスで行われたウィルチェアーラグビーの国際大会の様子

活動報告書「ホームステージャー1級認定講座の受講と受験」

株式会社エイブルプロモーション 業務管理部
浅野 直子

タイトル:ホームステージャーってナンジャー?

テーマ :ホームステージャー1級認定講座の受講と受験
日にち :2018年11月14日(水)~15日(木)
主  催:一般社団法人 日本ホームステージング協会
会  場:東京都江東区木場 日本ホームステージング協会にて
受講人数:16名

 

 

はじめに、そしてご報告:
全く聞きなれない『ホームステージャー』という言葉が私の耳に止まったのは、某TV番組で今後注目される業種の一つであると紹介された事がキッカケでした。インテリアコーディネーターやテーブルコーディネーターは何となく周知されていますがこれは具体的にどんな事をするのか、好奇心旺盛な私は知りたい願望が止まらずに2017年1月に2級取得に始動開始。
今回は幸運な事に大島グループより援助を頂き1級取得に挑戦して来ました。
そしてこの報告書を書き始めるタイミングで『不合格』通知が届き、今落ち込みMAXな状態でご報告させて頂きます。申し訳ございません・・・。

 

ホームステージャーってナンジャー?:
ホームステージングを行う職種をホームステージャーと言います。ではホームステージングとは何か?
住いを売却する際、売主は『高く早く販売したい』と思います。それを色々な面でお手伝いする事をホームステージングと言います。
中古物件の売買が盛んなアメリカが発祥で40年以上前から行われています。家人が在宅しながら内覧を行い、その為に家の中をなるべくシンプルに片づけを行いインテリアコーディネートもする事で成約迄の期間を長期化させない手法の事を言います。物件を寝かさない事で家人も住み替えの資金調達に目途が付きます。現在深刻な問題である核家族化による高齢者の空き物件も該当します。そういう物件にも対処できるようにとその手法を多岐に渡り勉強します。今回は2級よりも更に一歩踏み込んだ講義とグループミーテイングを経験させて頂きました。

 

今回の2日間のカリキュラム:
1.片づけ上級編
2.掃除のテクニック上級編
3.インテリア上級編
4.インテリア写真の撮り方
5.家具の搬入・搬出の技術
6.不要家財関連の知識
7.ご提案の仕方
8.1級資格認定試験

 

ホームステージングで行う重要な内容(抜粋):
① 買主に好印象を与える片づけを行い売主の生活感や個性は減らす・・・
  売主とコミュニケーションを図りながら片づける。
② インテリアの重要性。空室であれば若干の家具を設置し小物をコーディネートする事で暮らしの
  イメージを持ってもらえる。
  在宅であれば個性的な家具を撤去したり、見せ方や配置を工夫してみる。
③ 近年、物件詳細をWebで検索し成約へ繋がるケースが多い為、
  間取図と共に物件の写真はキーポインとなる。広角レンズで撮影し写真のクオリティーを高める。
④ 家具を搬入する機会も多く、一般的な家具のサイズの把握と
  搬入経路・階段・エレベーターの事前確認は必須。
⑤ ①に関連する事で核家族化により家主が不在となり
  空室物件に残された『遺品』(亡くなった場合)の整理。
  まさしくこの空室物件の問題と共に他人ごとではない社会問題でもある。
  遺品はゴミではないという気持ちを持って丁寧に扱う。
  価値あるものやリユースできる物の判断知識を備え、
  依頼者に寄り添った整理を行う事で廃棄業者との差別化を認識する。

等々、知れば知るほど単に物件を綺麗にコーディネートするだけで終わらない広域な仕事であると感じています。
それ以前に在宅しながらの内覧を行うという考え方がこの地方の仲介業者と売主にどれだけ浸透できるのか、そしてその為にホームステージングを行う予算と実施の必要性を理解頂けるのか・・・
まずこれが第一歩だと痛感しました。

論語塾「六連星」100記念ツアーへ行ってきました

企業活力研究会の補助金を頂きまして、論語塾「六連星」100回記念ツアーに行って参りました。
11月3日(土)初日は、東京の湯島聖堂を見学、孔子像の前で安藤先生と記念撮影。

孔子十哲ならぬ安藤八哲、気持ちを新たに今後も学んでいく決意をしてまいりました。

翌日は生憎の小雨の中、鎌倉大仏、文学館、長谷寺、江の島などを訪問。

人気漫画SLAM DUNKのモデルになった「鎌倉高校前踏切」へも立ち寄りました。

(※イメージです)

今週、金曜日午後6時30~101回目の論語塾を行います。
これまで未参加の方、飛び入りも大歓迎です。ぜひ、一緒に学びましょう!

台湾台中で見た「ローカルイノベーション」

雑誌でみた台中の古い建物群をリノベーションしてまちづくりをしている企業の取り組みに興味を持ち、そこで働いている人に話を聞いてみたいと思っていました。そんな中、今回の助成金制度に申請したところ採択していただき、その夢がかないました。ただの観光旅行では体験できなかったことができて、このチャンスを与えてくれたことにとても感謝しています。…とはいえ、大島代表からも言われたように単純に大好きな台湾を満喫しただけの旅だったので(笑)、以下はただの旅行記として読んでいただけたらと思います。文中にリンクをたくさん貼ったので興味がある方は各サイトも見てみてください。

 

台北へは今までも何度か行ったことがありました。ですが台中は今回が初。ひとり台湾旅行も初です。
中国語はおろか英語もままならないのに一人旅という暴挙でしたが、台湾は親日国ですし、あまり心配はしていませんでした。実際、驚くほど日本語が通じました。今は便利な世の中なのでスマホがあればなんとかなるというのも心強かったです(笑)。

 

台湾1日目
桃園空港に13時頃到着。ここからバスで台中に向かうことに。約2時間半のバス旅です。280元(約1,000円)でした。
16時頃にレッド ドット ホテル (紅點文旅)にチェックイン。今回の旅行で一番泊まりたかったホテルです。リノベーションホテルで外観は古いですが中はすごくおしゃれ! こういうエッジのきいたホテル、上越にもあればいいのに。アメニティが凝っていて思わずお土産に持って帰ってきちゃいました。
17時に今回の旅のメインといってもいい緑光計画という長屋形式の宿舎をリノベーションして展開している商業施設に取材にいくことになっていたのでそのままタクシーで現地へ。そこで働く木村一心さんを訪ねました。木村さんは個人の会社を立ち上げて日本と台湾を結ぶ活動をしておられます。もともと大学生のときに先生と一緒にこの施設のリノベーションの手伝いをしたことをきっかけに現地で就職したとのことで「まさか台湾に就職するとは思わなかったですけど」と笑っておられました。すごい行動力! 施設内にあるギャラリーで日本のアーティストの方の個展を開いたりしているそうです。さらに、プロジェクトとして台中以外の古民家再生や観光地化に携わっているとのこと。木村さんに入っているテナントを案内していただいたり、近隣の様子を聞いたりしているとあっという間に19時くらいになってしまいました。
その後、先に現地入りしていた弊社の竹内社長や小松さんら「台中国際旅展」に百年料亭宣伝のため訪れていた皆さんと合流。がちょう料理や生タケノコをいただきつつ同席してた新潟の料亭「行形亭」のおかみさんが同世代ということで盛り上がりました。
初日ラストは人気のスイーツ店「宮原眼科」へ。もともと眼科だったビルをそのままスイーツショップにしている台中の観光スポットです。民国100年にオープンしたので、入口ドアには「100」の文字が。「百年料亭」にも使えそうな小ワザ。店内はもちろん商品パッケージも気が利いていて人気になるのもうなずけました。同じグループが経営するアイスクリーム店「臺中市第四信用合作社」もステキでした。
古い建物や空間をそのままいかすまちづくり。初日からカルチャーショック満載で、一気に飲まさ…もとい飲んだビールや紹興酒の酔いもあって(笑)ホテルに戻ってすぐに就寝。

 

 

台湾2日目
せっかくなので「台中国際旅展」の会場へいってみることに。昨晩食事&宮原眼科で一緒だった日本のアラフォーアイドル「情熱Dream」さんのステージも見てみたかったので。
台中国際旅展はすごく熱気であふれていました。これについては百年料亭のレポートを見ていただければと思います。
この日は午後から現地旅行社の藤井さんが台中を案内してくださるというのでお言葉に甘えることに。まずは“このおかげで台中の観光客が増えたのでは”と言われるほどの彩虹眷村へ。96歳のおじいちゃんがひとりではじめたことがきっかけで新しい道まで整備されたというから驚きです。日本でおじいちゃんが勝手にこんなんなことをやったら怒られそうですが(笑)。
リノベーション系の施設などをいろいろ見たのなら一番新しい施設もぜひとのことで三越デパートで昼食。フードコートで台湾おでんをいただきました。近くのコンテナマーケットも案内してくださったのですが「フルサット」や宇喜世駐車場でのイベントごとのヒントになりそうだったので写真をいっぱい撮ってきました。ここで藤井さんは次の予定があるとのことでお別れしましたが、すすめられた臺中國家歌劇院(オペラハウス)へ。台中がこんなに見どころたくさんだと思わなくて2日間しか時間を割かなかったことを後悔。短い時間でしたが、藤井さんには本当によくしていただいて感謝感謝です。藤井さんが台湾で仕事をするようになったきっかけもとてもおもしろかったのですが書ききれないので割愛させていただきます。
今、台中は台湾で住みたい街No.1なんだそうです。日本でいうところの吉祥寺や蔵前辺りとお台場と新宿が隣り合わせになっている。そんな街でした。私も住みたい!…でもあの湿気は耐えられないかも(笑)。

 

 

台湾3日目
この日宿泊したホテル・緑柳町文旅は朝ごはんがイマイチだったので近くの第二市場へ。豪快に鶏をさばいている横で洋服を売っているようなディープさでした。しかし目当てのお店はすごく混んでいたので見学だけしてサンドイッチがおいしいというパン屋さん(洪瑞珍餅店)に寄り、台中市役所へ。日本統治時代建てられた「台中市役所」は現在カフェになっていて10時開店という情報だったのですが、行ってみたら11時開店とのこと。12時の新幹線で台北に向かう予定にしていたので外側だけ見学して駅に向かいました。
台中から台北へ移動です。せっかくなので新幹線に乗ってみました! 50分で着くのでとても便利です。700元(約2,800円)でした。座席のポケットにトランヴェール的な冊子が入っていて「日本と同じだ」とちょっとテンション上がりました(笑)。
この日は大好きな台北の下町・迪化街をメインに散策。迪化街でみつけたお米の専門店『葉晉發商號(イェージンファスァンハォウ)』は台湾の米文化を紹介するコンセプトショップ。お米の産地・上越でも参考にできそうです。ほかにもチーズの燻製や乾燥野菜(シイタケと玉ねぎ、オクラが絶品!)などお土産を大量購入してきました。
夜は士林市場へ。15年ほど前にいったときとは比べ物にならないくらいきれいになっていてすごく混んでいました。大好きな魯肉飯(ルーローハン)と台湾ビールでお腹を満たしたあと3日間の足の疲れを癒すため足つぼマッサージへ。台湾でできるそれっぽいことをこれでもかと詰め込んできました(笑)。

 

 

台湾4日目
宿泊ホテルから近い雙連朝市の近くのお店で朝ごはんを食べて、台北101を中核とするハイセンスな信義エリアへ。若者向けの最先端ファッションビル「ATT 4 FUN」や「四四南村」にあるセレクトショップ「好,丘」を見学。さらに、かつて煙草工場だった広大な敷地を利用して建設された「松山文創園區」へ。広すぎて全部回れませんでしたが(日頃歩かない私の足がここへきてそろそろ限界)、ここも約75年前の老建築を見事にリノベーションしていて、とてもステキでした。
もちろん、誠品書店も行きました。台湾の大型書店チェーン店であちこちに店舗がありますが、本屋さんというよりはデパートです。24時間営業の店舗もあります。こういう本屋さんが欲しかったという本屋さんの形がここにあります。うらやましい!
台湾最後の夜は雲南料理のレストラン「雲南人和園」へ。グリーンピースのスープが飲めて幸せでした。このレストランは接客も味付けも日本人向けなのでおすすめです。(途中、料理がなかなか出てこなくて、そこだけ残念でしたが)

台湾5日目
この日はもう帰るだけなのですが、懲りずに雙連駅へ。もちろん朝ごはんを食べるためです。前日の朝は肉粥と揚豆腐、春巻といったメニューだったので、最終日は鹹豆漿(あったかくてしょっぱい豆乳スープ)や蛋餅(うすい玉子焼き)などをチョイス。ローカル朝ごはんを食べるためだけに台湾に行きたいくらいどれもおいしくておすすめです。しかもめっちゃ安いです。300円くらいでおなかいっぱいになります。台湾旅行に行く際はホテルの朝ごはんじゃなくローカル朝ごはんにチャレンジしてみてください!

 


総評

「台中がおもしろそう!」という思いだけで申請したこの助成金制度でしたが、とても有意義な旅行ができました。普通のツアー旅行ではできないことばかりだったと思います。今回の旅で得た感動を、上越市や自分の住んでいる地区でもよそから来たお客さんに味わってもらえることができたら…。すぐに何かに役立つことでもないし、簡単なことではないと思いますが、前向きに自分の生まれたまちについて考えていこうと思える旅でした。
そして、自分の運動不足をつくづく感じたので、これからはもっとまじめにカーブスに通おうと思います(笑)。

発達しょうがいは個性! 才能を発揮しよう!

この度は、自己啓発助成金制度2018の助成金にご採択いただきありがとうございました。
研修会に参加させていただきました。
以下加研修会のレポ-トです。
研修報告:株式会社バーツプロダクション 渡部智子

 

日程:2018年2月11日(日)

テ-マ:大人の発達しょうがい「SAT技法講演+トレーニング」研修会

講師:宗像恒次氏(筑波大学名誉教授・SAT療法開発者)

会場::筑波大学・東京キャンパス文京校舎(東京都文京区大塚)

 

地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分にある筑波大学・東京キャンパス文京校舎。
交通の便もよく自然に恵まれた環境、
一般の方向けの様々な講座が開催され、学びの姿に刺激を受けた。

 

発達しょうがいは子供の成長過程で、近年は大人になってからの社会での適用性、
生きづらさが問題になっています。

産業カウンセラ-として、メンタルヘルスや職場の環境改善を学ぶ時、発達しょうがいへの取り組みの重要性を感じることが多くなってきました。仕事では、産業カウンセラーとして活動しているわけではありませんが、コミュニケ-ションで悩むこともあり、発達しょうがいの基本を学びたいと思っておりましたところ、友人からSAT技法と講演会のことを聞き、参加しました。

 

●午前の部 10:00~12:00

市民公開講演

気質・不安傾向度・ADH・ストレス源のチェック等、リストによる様々チェックを実施しながら、大人の発達しょうがいのポイントを学んだ。各チェックリストで自分の気質や状態が把握でき、興味深かった。

<ポイント>

発達しょうがいと呼ばれる気質のあるがままの個性を脳科学から学び、「そのままでいいよ、大丈夫だよ、大好きだよ」という信号を出し、当事者のストレス症を消去するための知識や技法を学ぶ。

・日本人の8割が不安気質…他国より割合が多い
・レジリエンス(復元力)アプロ-チの重要性
・自閉スペクトラム気質と自閉スペクトラム症を区別しよう
・自閉スペクトラム気質を活かすセルフケア
・ADH気質とADH症を区別しよう
・ADH気質を活かすセルフケア
・脳の機能 等

※特に、「気質」と「症」は違っていること、気質を活かすセルフケアがあることは、目からうろこでした!

 

●午後の部 13:00~17:00

SAT技法トレ-ニング

<ポイント>

SAT技法の説明と実践~ストレス症を解消
・光イメ-ジ方…体や細胞をリラックス
・片鼻呼吸法
・キメラ細胞の影響等
・代理顔表象法
・宇宙素粒子イメ-ジ法等

※刺激的な内容も多かったが、脳と身体の不思議に直面して、人間の可能性を感じました。

 

<まとめ>

私も片付けが苦手だったり、発達しょうがい? と思うことがあるので、
「ストレス症状を自分で軽減、消去できれば、個性や才能を発揮できるようになる」という考え方と技法は、前向きな気持ちにさせてくれました。

多様性が尊重される現代とはいえ、自己否定感も醸成される中で、ひとつひとつの個性を大事にし向き合うヒントになりました。

自分自身のことはもちろんのこと、大島グル-プハラスメント防止対策委員として、発達しょうがいが要因となっている事例への対応、個々の相談対応に活かして生きたいと思います。

そして、今後のカウンセラーとしての活動に結びつけていきたいと考えています。

熊本で大きか卓球ん大会があったばい

JOCジュニアオリンピックカップ 全日本卓球選手権大会(カデットの部:中2以下の部のことです) に参加して

 

井手塾の佐藤といいます。普段は井手塾で学習指導をしていますが、休みの日は卓球のジュニアチームの指導をしています。私自身は中学・高校と卓球をしていましたが、各種予選を勝ち抜いて上位大会に行ったことは1度もありません。今は選手たちが頑張ってくれて、監督として選手たちといろいろな経験ができることが楽しいです。

 

○出発~福岡県のジュニアチームの練習へ
新幹線で熊本に向かいました。娘が進学予定の高校の監督もスカウトがてら同行してくれました。インフルエンザの流行に備えて、新幹線の乗り込むとすぐに、ほんの少しだけ体内を「氷結果実」というアルコールで消毒しました。なぜか選手(娘です)は嫌そうな顔をしていました。博多に到着したのはアルコール消毒から8時間後でした。そこからレンタカーで
福岡市のShochi Jr.瀬高さんの練習にも参加させていただきました。ここで、今年度の中学生女子の九州チャンピオンと練習と試合をさせてもらいました。その後、熊本まで移動し、次の日の試合に備えました。

 

写真はShochi Jr.瀬高さんの練習場です。小学生の日本代表選手をはじめ、多くの選手を輩出しています。

 

○試合当日
熊本といえば「くまモン」ですが、会場に入るとその姿は見えませんでした。聞くところによると、くまモンの中の人間らしき人がアルコール消毒をしたまま車を運転したらしく、お仕置きを受けているようでした。
そして、試合が始まりました。相手は福岡県の石田卓球クラブの選手でした。このクラブ、現日本代表の早田ひな選手の所属クラブです。試合は1セット目を先取したのですが、あとが続かず敗退しました。この選手がベスト16に入りました。

 

写真は会場の様子です。

 

会場で元日本代表の塩野真人選手と記念撮影をしました。娘と同じカットマンという戦型の方です。サインをしてもらい、私自身も名刺交換をさせてもらいました。

 

試合を終えて感じたことは、やはり各県の代表クラスとなると、県内のレベルとは全然違うこと、そして、追い詰められた時でも使える技術のレベルが高いことがよく分かりました。試合運びの面や、ここぞという時に勝負に行く姿勢など、大変勉強になりました。

 

○試合後  会場前にて

 

熊本市内の観光に行きました。熊本城がすぐ近くだったので行って見ましたが、その壊れ方が尋常ではありませんでした。


テレビで観るのとは全然違っていて驚きました。城内で「大河ドラマの主人公に加藤清正公を」の署名も募られていましたね。一日も早い復興と加藤清正の大河ドラマが観たいです。

 

○帰路にて
娘に全日本に連れてきてもらえたのは今回で4回目でした。卓球を始めた頃は試合に出ても2年間はすべて負け続けていましたが、大きい大会に来るたびに周りの皆様からアドバイスをたくさんいただき、娘は選手として、私は指導者として成長できたと感謝の気持ちで一杯です。結果は2回戦で負けてしまいましたが、次への課題がはっきりと見えました。来年は新潟県チャンピオン、全国中学校卓球大会と全日本卓球選手権大会はジュニアの部(高校2年生以下)での勝利を目指します。

 

助成金のおかげで貴重な経験ができました。ありがとうございました。ここで得られた経験と気づきを、卓球の指導はもちろん、普段の業務の中でも取り入れている最中です。

 

○最後に
よろしければうちのジュニアチームのフェイスブックもご覧ください。年齢は小学生から高校生まで、卓球を楽しみたい選手から県代表の選手まで、みんなで小さいピンポン球を追いかけている日々です。体験入部も歓迎です。よければメールかメッセージをいただけると嬉しいです。
URL https://www.facebook.com/blueskyjunior/
「ブルースカイジュニア 卓球」で検索してくださるとすぐに見つかります。よろしくお願いします。