【学びの情報発信 VOL3/12】「人を動かす」人とは?
こんにちは。カーブスの出来島です。
先日はカーブスのPR動画をご視聴いただき、ありがとうございました。
今回は、私の大好きな本を紹介します。
D・カーネギー「人を動かす」
15年前、カーブスのリーダー研修のなかで勧められました。
ちなみに「リーダーシップ」を説いた本ではありません。
どんな人にも自分なりの道理がある。
相手を批判も非難もしない。苦情も言わない。
そんな内容から始まります。
我が家の次男は3兄妹の中で、もっとも手ごわい男です。
帰宅後、真っ先に何か始める彼に
「帰ったらまず手を洗って!」
「何か触るまえに手を洗って!!」
「手をあらえぇーーーーーーー!!!!👹」
こちらも引くに引けない状態。
「洗うよ!洗えばいいんでしょ😡」
と結局ねじ伏せて一件落着。
しかしその後、次男は「文句たれぞう」です。
落ち着いてから、なぜ手を洗わないで別のことをするのかきいてみると
「りく(兄)に見せてあげたかった」
小学校に通う兄に、保育園で作ったものを見せたかったと。
保育園での出来事を、兄にすぐ教えてあげたい。
「手を洗え」は私の道理です。
「帰ってすぐ見せたい(手を洗うより先に)」は彼の道理です。
私がとらなくてはいけない行動は、彼の気持ちを大切にしつつ、手を洗わせること。
この本の内容を思いだした出来事でした。
どうやったら他者は行動してくれるのか?快く協力してくれるのか?
そのために、自分がとるべき行動を示してくれる素晴らしい本です。
読み返すたびに、こんな人になりたいと思うのですが、その場になると頭からぶっ飛んでしまいます。
これからも繰り返し本を開き、リセットします。
恥ずかしながら若かりし頃は、自分の正しさを通す方でした。
だから「あの人は間違っている」みたいなことを言って批判したり…最低ですね。
この本はカーブスの店長会でも「輪読」していました。
トラブルが起こると店長やマネージャーに「人を動かす」にも書いてあったよね?と諭しっちゃったりすることも。
子育てや仕事をとおして「人を動かす」人になっていきたいです。