【学びの情報発信 VOL11/12】現代的、かつ お金をかけない外国語勉強法

一昨年の緊急事態宣言からもうすぐ2年。
新型コロナウイルスの収束の兆しがなかなか見えません。
旅行や外食がはばかられる中皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

韓国旅行が趣味であった私は、海外旅行ができないというこの絶望的な状況が終わるまでに
韓国語を何とかマスターしようという野望を持っています。
ところが外国語の学習というものはそうそう甘いものではなかったのです。

勉強を始めたての頃、文字の読み方、基本的な文法まではそれほどつまづかずに進むことができました。
しかしその後に大きな壁にぶつかりました。
正確に言えば「ぶつかっている」という現在進行形ですが…
韓国語の教本で学んでいると、どうしても付属の音声がはっきりと喋りすぎているのと
基本的な単語しか使わないという傾向があり
それに慣れていた私は韓国人の配信しているYouTubeや韓国ドラマなどネイティブの生きた韓国語が聞き取れなかったのです。

リスニングで重要なのは語彙力と文脈を読むことだと言われています。
いくら言葉を聞いても意味や流れがわからなければ何を言っているのかわかりません。
しかし、馴染みのない韓国語の単語の意味を覚えるというのは意外にできないもので
覚えたはずの言葉を一週間後にはすっかり全部忘れているということが常でした。
単語を覚えられないというのがリスニングにおいて大きな問題であると考えました。

そこで効率よく勉強、かつ覚えた単語を忘れないために現代的な方法を使ってみました。

知らない単語をリストにまとめ、それを音声ファイル※に変換し、動画編集ソフトにひたすら並べ、それをひたすら聞いて発音という方法です。何十回、何百回と聞いて発音しているうちに何も考えずにそのまま音葉が出てくるようになります。そうすればしめたものです。
編集作業は正直かなり面倒で時間もかかりますが
自分の覚えたい単語だけをまとめているので結果的には効率が良いのです。
サンプルは20秒程度ですが、大体1ファイル10分くらいのものを作っています。

※サンプル音声

 

ここまでやらなくても言葉なんて覚えられると思われるかもしれませんが
やはり人間は忘れる生き物です。
若くなく、記憶力が衰えがちの私は耳と口を使ってここまでやらなければなりません。

この勉強法を始めてから韓国語のYoutubeやドラマはもちろん、画面のない韓国語のラジオの番組、ニュース、CMなども細かい部分はさておき内容がわかる程度にはなりました。
もし外国語の勉強で壁にぶち当たった方がいらっしゃいましたら
ぜひこちらの方法を試してみてはいかがでしょうか。

ジェイズクリエイション 島崎幸

 

※音声ファイルへの変換は私は「音読さん」というサイトを使っています。
https://ondoku3.com/ja/

会員登録をすれば月5,000字までは無料で変換できます。
韓国語、英語はもちろん他の多くの言語にも対応しています。
機械で発音される言葉なので間合いやアクセントが少しおかしい部分もありますがそこは気にせず使っています。

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