【学びの情報発信 VOL12/12】お葬式

今年の2月に父が他界しました。

今回の学びの情報発信は自分が経験したことをお話していきたいと思います。

父が亡くなる前後に行動していてよかったことや後悔した事を少しでも発信できたらいいなあと思います。

ただ経験談の為、これが正解とは限らず色々な行い方があると思いますのであしからず。

さて、少しうちの状況を話しておきます。父は去年の1月に母が倒れてしまい、実家で一人暮らしとなりました。

父も心臓を患っており、食事の準備や掃除も一人で出来ない状況でした。その中で私と姉の二人で父の介護を行うことになりました。

①親の貯金通帳の在処、全財産の確認、保険証書の在処・受け取りの名義変更

預金通帳は見つかりました。しかし昔の人ならではなのか、キャッシュカードがない・・・・

カードがないと受付でしか下ろせない。・・・・困った。そこで父を車に乗せて銀行に行き、カード発行と

代理人でもお金をおろせるように手続きを行いました。ついでに、保険会社に来ていただき、父の保険金の

受け取りを母から自分に変更しました。なぜ変更したかというと母は寝たきりになり入院中の為、父が

亡くなった場合に対応できないためです。あとは月々の支払い金額や税金、年金額を通帳内にて確認しました。

それから、色々と訪問介護や訪問看護、宅食等使用し、1年間頑張って父の介護をして行ったときのことです。

今年の2月に自分から具合が悪いと連絡があり、救急搬送し病院に連れて行ったその日の夕方に危篤状態になりました。

②父の貯金通帳からお金を下ろす。

父が他界すると通帳が凍結することなる為、お金が下ろせなくなります。

今は、引き落とし等の救済方法で少しの期間だったら下ろせるとか話を聞いたことがあるのですが、自分で調べたことではないので信用せず、次の日にお金を下ろすことにしたのです。

受付に高額な引き下ろしをするのは勇気のいることです。まして父の預金通帳なのですから。たぶん下ろすときに何の使い道を聞いてくると姉に言われたため、「葬儀代」とも言えず、「リフォームで」と答えお金を下ろしました。

ATMがあるじゃないかという方もいますが、いつ亡くなるかもわからないのとATMの場合は限度額が決まっているためおすすめしません。

危篤状態から3日目の22時に病院からコールがあり、父が亡くなってしまいました。最後の面会は面会カードを持っていない人は入れない為、姉と私の二人のみでした。

23時ごろのことです。まだ悲しみに暮れているときにナースから葬儀屋さんとの連絡をしてほしいと言われます。

③葬儀屋を決める。

自分は最初から決めている葬儀屋があった為、すぐに連絡を取れました。

決まっていないと何処にしていいか分からなく、時間も限られてくるので自宅から近いとこがお勧めになると思います。これは人それぞれです。お寺さんに聞くのもいいと思います。決めた葬儀屋に連絡しても、頼めないこともあります。(予約で入れない等)第二候補も決めときましょう。

④父を家に帰すそれとも葬儀場に行く?

亡くなる1日前に仏壇の部屋を片付けや介護用品の撤去を依頼して迎える準備をしていましたので、自宅にもう一度帰すことができました。後悔のないように家族とよく話をした方がいいと思います。

⑤お寺さんとの連絡。

葬儀屋さんからいろいろ説明(会場、火葬場の予約等)があり、まずはお寺様と葬儀屋さんと喪主との打ち合わせになります。

お寺はわかりますが、なんせ関わってもいない。まずは枕経をお願いしないといけないので、深夜ながらに電話します。

・亡くなったこと・枕経をお願いすること・何時に来られるかを確認すること。

来られる時間を担当者に伝え、枕経後にお寺さんの日程を踏まえて火葬場の予約状況と照らし合わせて、お通夜・葬儀・初七日・寺参りの時間を決めてゆきます。お寺さんは何人来られるかを確認すること・車の手配を確認してお寺様との打ち合わせ終了。ここで、お寺さんから「~したい」とお話があるかもしれませんが、そこはご家族やご親戚や担当者に相談してもいいと思います。

まだいろいろお話したいことがありますが、葬儀屋さんのアドバイスや相談の乗ってもらいながら動いていくのがいいと思います。

(株)くびき野ライフスタイル研究所

飯塚 剛

Comment

  1. 大島 誠 より:

    飯塚さん お父上のご逝去 遅ればせながらお悔やみ申し上げます。
    嫌な表現ですが、親や身内が亡くなることを前提とした準備は必要ですね。普通の立場の人は何回も経験することはないので、飯塚さんが書いてくださった内容は大切なアドバイスと思います。
    人ひとりが亡くなることの大きさを感じますね。

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