発達しょうがいは個性! 才能を発揮しよう!
この度は、自己啓発助成金制度2018の助成金にご採択いただきありがとうございました。
研修会に参加させていただきました。
以下加研修会のレポ-トです。
研修報告:株式会社バーツプロダクション 渡部智子
日程:2018年2月11日(日)
テ-マ:大人の発達しょうがい「SAT技法講演+トレーニング」研修会
講師:宗像恒次氏(筑波大学名誉教授・SAT療法開発者)
会場::筑波大学・東京キャンパス文京校舎(東京都文京区大塚)
地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分にある筑波大学・東京キャンパス文京校舎。
交通の便もよく自然に恵まれた環境、
一般の方向けの様々な講座が開催され、学びの姿に刺激を受けた。
発達しょうがいは子供の成長過程で、近年は大人になってからの社会での適用性、
生きづらさが問題になっています。
産業カウンセラ-として、メンタルヘルスや職場の環境改善を学ぶ時、発達しょうがいへの取り組みの重要性を感じることが多くなってきました。仕事では、産業カウンセラーとして活動しているわけではありませんが、コミュニケ-ションで悩むこともあり、発達しょうがいの基本を学びたいと思っておりましたところ、友人からSAT技法と講演会のことを聞き、参加しました。
●午前の部 10:00~12:00
市民公開講演
気質・不安傾向度・ADH・ストレス源のチェック等、リストによる様々チェックを実施しながら、大人の発達しょうがいのポイントを学んだ。各チェックリストで自分の気質や状態が把握でき、興味深かった。
<ポイント>
発達しょうがいと呼ばれる気質のあるがままの個性を脳科学から学び、「そのままでいいよ、大丈夫だよ、大好きだよ」という信号を出し、当事者のストレス症を消去するための知識や技法を学ぶ。
・日本人の8割が不安気質…他国より割合が多い
・レジリエンス(復元力)アプロ-チの重要性
・自閉スペクトラム気質と自閉スペクトラム症を区別しよう
・自閉スペクトラム気質を活かすセルフケア
・ADH気質とADH症を区別しよう
・ADH気質を活かすセルフケア
・脳の機能 等
※特に、「気質」と「症」は違っていること、気質を活かすセルフケアがあることは、目からうろこでした!
●午後の部 13:00~17:00
SAT技法トレ-ニング
<ポイント>
SAT技法の説明と実践~ストレス症を解消
・光イメ-ジ方…体や細胞をリラックス
・片鼻呼吸法
・キメラ細胞の影響等
・代理顔表象法
・宇宙素粒子イメ-ジ法等
※刺激的な内容も多かったが、脳と身体の不思議に直面して、人間の可能性を感じました。
<まとめ>
私も片付けが苦手だったり、発達しょうがい? と思うことがあるので、
「ストレス症状を自分で軽減、消去できれば、個性や才能を発揮できるようになる」という考え方と技法は、前向きな気持ちにさせてくれました。
多様性が尊重される現代とはいえ、自己否定感も醸成される中で、ひとつひとつの個性を大事にし向き合うヒントになりました。
自分自身のことはもちろんのこと、大島グル-プハラスメント防止対策委員として、発達しょうがいが要因となっている事例への対応、個々の相談対応に活かして生きたいと思います。
そして、今後のカウンセラーとしての活動に結びつけていきたいと考えています。