【Withコロナ・コロナ禍の時代に見る「コロナ・ハラスメント」】 ーハラスメント防止関連トピックス1
ハラスメント防止対策委員会では、
ハラスメント防止マインドが、皆さんにとって特別な事ではなく、
また、気を引き締めてかからなければならない厄介な事でもなく、
身近に怒りうることと考えて頂き、職場が当たり前に「ハラスメントをしない、させない」環境となるように、
ハラスメント防止関連の情報をお届けする場をここに作りました。
折に触れて投稿していきます。気軽にお読みください。
では・・・
===第1回
【Withコロナ・コロナ禍の時代に見る「コロナ・ハラスメント」】
「コロナ・ハラスメント」とは、新型コロナウイルスへの恐怖心から起こる、誤解や偏見による差別行為のこと。
例えば
・感染者の子どもが、学校でコロナのことでいじめられた
・感染者が発生した地域で、嫌がらせのチラシが配られた
・感染者が出ている学校の学生が、アルバイト先から解雇された など
皆様も身近に見聞きしたことがありませんか?
市内某大学の学生が新型コロナウイルスに感染しました。
その後、飲食店でアルバイトをしている同じ大学の別の学生(コロナに感染していない)が辞めさせられたという事例がありました。
ただでさえ、アルバイト料が減っている学生に追い打ちをかけるような行動です。
とはいえ、飲食店の判断を誰が責められるのでしょうか?
それより以前新型コロナウイルスの感染者が出た時、SNSでうわさが飛び交い、立ち寄ったお店として名前が挙がったお店もありました。まさに流言飛語でした。
「あること、ないこと書きたてられる。悪評がたったら、お店を存続できなくなるのではないか」。店主がそう考えることも理解できます。
残念ながら、私たちを取り巻く環境はそのような状況です。
SNS等で不確かな情報を拡散することは、悪意がなくても、偏見や差別を助長します。
その行為は正義を振りかざしてないか、顔の見えない誰かを傷つけていないか、まず考えるみることが大事です。
渡部智子(㈱バーツプロダクション/ハラスメント防止コンサルタント)/2020年10月
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