【学びの情報発信 VOL1】「応用行動分析学」
今年度の学びの情報発信第1回目は応用行動分析学(ABA)についてご紹介したいと思います。
応用行動分析学は、「人(動物)の行動の原理原則に則った分析学」「人及び動物の行動を『行動随伴性』という独自の概念によって明らかにするもので、行動の原因を個体内部(心)ではなく個体を取り巻く外的環境に求めていく」というアメリカの心理学者スキナーが創始した学問体系です。
ほんの一部ですが、応用行動分析学の中の三項随伴性についてご説明します。 三項随伴性とは、行動を起点に前後の3つの関係で説明するというものです。
<直前の事象> - <行 動> - <直後の事象>
そして 🔳行動はその直前の事象により「誘発」され、そしてその直後の行動により「強化」される。 🔳行動の「前後の事象を変更」する事で行動を変える事ができる。 というものです。
私が応用行動分析学を知ったきっかけは、職場内の研修でした。 最初は仕事で役立つ技術として学んでいるうちに興味を持ち、「これは自分自身の行動を変える事や仕事以外の面でも役立つのでは」と思い、個人的にも学び普段の生活に活用するように意識しています。 また、仕事上の業務として受けた研修でしたが、私にとっては「取り組むも興味を持つも全ては自分次第」と改めて学んだ経験の一つになりました。
記載:笹川隼也(みんなでいきる)