タイトル 【学びの情報発信2022 VOL2】「7つの習慣」
「7つの習慣」という本をご存じですか?
スティーブン・R・コヴィー博士が書いた本です。
自己啓発やマネジメントなどのジャンルでとても有名な本です。
関連本もたくさん出ています。
人生も仕事も、成功するための法則がある!というようなキャッチフレーズです。
内容は「そうだよなぁ…」と感じることばかりです。
最初に読んだのは16年前。
とても印象に残っているのは「インサイドアウト」と「パラダイムシフト」という考え方。
パラダイムとは「考え方・ものの見方」です。
今までの考え方や見方が変わることを「パラダイムシフト」と言います。みんな知らないうちに自分のパラダイムに縛られています。それに固執せず、パラダイムシフトをしていくことで視野が広がっていきます。
子育てはパラダイムシフトの連続です。
子どもたちとの時間は楽しいものにしたいと思っています。
でも実際は、帰ってからのドタバタでイライラしたり怒り狂うこともしばしば…
ある日、次男が
「○○くん(お友達)のお母さんはすごく怖いんだって」と。
「次男くんのお母さんも怖いでしょ?」と聞くと…
「えぇ???オレのお母さんは、優しくて、楽しくていつも一緒に遊んでくれるよ♡♡」
マジで???!!!
思わずお小遣いを上げそうになりました。
子どもとは、なんとポジティブ!
どんなパラダイムで、私をみているのだろう・・・
それを聞いていた長男は
「オレはお母さんの怒った顔しか思い出せないけどね」
やるな長男!
これまたパラダイムが違う。
いや長男が正解かもしれない。
子どもたちは、いつも私のパラダイムを壊してくれます。
インサイドアウトは「自分が源泉」という考え方です。
状況を変える唯一の方法は、自分から変わること。
相手の行動を変えたければ、自分の行動を変えていく。
わたしの心と行動次第で、子どもたちの行動が変わってきます。
今すぐ勉強をはじめさせるために、私はどう行動したらよいか、葛藤は続きます。
文責:研修企画委員 出来島洋子