【学びの情報発信2022 VOL3】Twitter運営3年目
研修企画委員の宇喜世の中川です。
社内で興味深い学びに取り組んでいる方がいますので、紹介したいと思います。
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「宇喜世」でTwitterを担当しています、菊谷です。
高級感と非日常を売りとする料亭の界隈ではInstagramで情報発信するケースが多い中、「料亭がTwitterを運営するのは異色」と
言われたアカウントですが、お陰様でフォロワー数は5000人近く成長し現実世界でも弊社を利用したり勧めてくださるユーザーが増えて参りました。
ここであくまでも弊社のケースですが思ったことなど振り返られたらと思います。
宇喜世はTwitter、Facebook、Instagramの3つで発信をしています。
3つあるのはそれぞれユーザーの層に年代や性別、情報発信の特色があるからです。
何故ライトなイメージがあるTwitterも運営しているかというと、
・Twitterユーザーの世代層のお客様に伝えたい、興味を持ってもらいたい
・料理提供だけでなくイベント開催や運営も多く行っていること、地域文化・観光の中心としての「面」としての魅力を発信するため細かな情報量が多い
という理由からです。
ちなみにTwitterユーザーは(個人差ありますが)1日に複数回ログインする傾向があります。
細かな発信をすることで自身の情報量に埋もれないよう気を付けています。
画像:「#企業公式が毎朝地元の天気を言い合う」というタグで投稿しているものです。
こういった反応のデータが様々参考になります。
以下はTwitter運営を行って思ったことです。
- 直接的な広告の発信は拡散されにくいのでフォロワーを増やし投稿数でサブリミナル発信をする
- 細かな発信とキャンペーンを活用してフォロワー数を確保する
- ネットに詳しい人より電話対応ができる人が向いている
- 企業アカウントの理解者は他の企業アカウント
1、直接的な広告の発信は拡散されにくいのでフォロワーを増やし投稿数でサブリミナル発信をする
2、細かな情報発信とキャンペーンを活用してフォロワー数を確保する
「広告費の削減」「会社を知ってもらうツール」としてSNSを活用する企業が増えてきました。
でも誰も通らないところにポスターを貼るのと一緒で、誰かに見てもらうためには人通りがあるところに情報を貼らねばならない、SNSもそんな感じです。
発信するだけでは不十分なので見てくれる人を増やす努力をしなければなりません。
そして大前提としてユーザーは広告を見るためにSNSを見ているのではなく、好きなものの情報を集めているということを頭にいれておかなくてはなりません。
「#」をつけて発信しそれが大きな数字に化けることもありますが、ここは地道にフォロワー数を増やすほうが確実です。
そういった背景からTwitterではあらゆる企業アカウントがフォロワー獲得のために切磋琢磨しています。
「この人が紹介するから気になる」「見てみたい」と思わせる内容の発信と、拡散のためにキャンペーンを行い見る人の底辺数を増やす、どちらのの努力も必要だと思いました。
有料の広告ツールを活用するという手もありますが、今後の運営社の動向によるでしょう。
3、ネットに詳しい人より電話対応ができる人が向いている
「ネットに慣れているから」という理由で若手の社員にアカウント運営を任せる企業さんは多いです。
そこで若手ならではの感覚が生かせればいいのですが、そうではない場合も多く見られます。
個人的な考えですが、接客や電話対応ができる人が運営に向いていると思いました。
会社の人間としてその場で対応、文章構成をしなければならないからです。
ちなみに私の場合は雑談的なものも発信しています。ですがあまりかけ離れると炎上する危険もあるので「お客様とそれについて話すかどうか」を基準にしています。
4、企業アカウントの理解者は他の企業アカウント
「フォロワー増えない…」「キャンペーン開催中なのに人が集まらない…」
そういう時助けてくれたのが他の企業アカウントさんたちでした。
「宇喜世さんでこんな素敵な企画やってるよ!」と自分たちのフォロワーに紹介してくれたり、
内容について話題にしてくれたり、企業アカウントの気持ちを一番わかってくれるのは他の企業さんたちです。
ジャンル問わずいろんな企業と仲良くなって助けあいつつ、交流することで様々なノウハウを学ぶことができました。
弊社はいくつか「公式○○部」というものに入り発信兼ねて企業同士のやりとりも行っています。
最後に
企業アカウントはいろんな人が見ています。
だからこそ気を付けなければならないこともありますが、
「宇喜世さんのアカウントで上越の朝市を知ったので初めて行ってきました」
「高齢者の身内が高田にいて大雪の時は連絡がとれず心配したけれど、Twitterで街中の様子の画像を見てこれなら…と安心しました」
「お部屋の画像がステキなのでいつか行ってみたいです」
「鰻がいつも美味しそうです」
と、ユーザーの方から直接お言葉をいただくこともあります。
地域の中心地として今のお客様も、そしてこれからのお客様にも魅力が伝わるアカウントになれるよう頑張っていきたいと思います。
Twitterアカウント @darumasan78 菊谷