【学びの情報発信2023 VOL7】 学びに遅すぎは無い「リカレント教育」

「人生100年時代」を迎えるにあたり、生涯学習社会の実現に向けてさまざま

な取り組みがあります。

生涯学習とは、生涯にわたり行うあらゆる学習で、学校教育や社会教育、さらに

は文化活動、スポーツ活動、ボランティア活動や趣味など仕事に無関係なことや

「生きがい」に通じる内容も学習の対象に含まれます。

生涯学習を始めたいと思っても、始め方が解らなかったり、継続できる自信

がなかったりします。しかし、大切なのは最初の一歩を踏み出すことだと思いま

す。小さな行動が自信となり、継続へとつながっていきます。

生涯学習の一環として、「リカレント教育(社会人の学び直し)」が注目を集めて

います。

「リカレント(recurrent)」とは、「繰り返す」「循環する」という意味で、

リカレント教育とは、学校教育からいったん離れて社会に出た後も、それぞれの人の

必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返すことです。

リカレント教育が注目される背景には、日本人の平均寿命の延びと技術革新の急

速な進展が大きくかかわっています。

これまでの私たちの人生は、学校で勉強した後、就職し、ある程度の年齢になった

ら退職し、リタイヤ後の生活を送るというスタイルでした。しかし、現在は、平均寿命

が延びたことや情報技術の進展、働き方改革などにより、社会に出た後も、会社を

いったん辞めて留学する、転職や起業で新たな仕事を始める、子育てをしながら

働く、定年後も新たな仕事に挑戦するなど、キャリアアップ、キャリアチェンジしてい

くスタイルに変わりつつあります。

これからの時代は、多様なライフスタイルやライフステージの変化に応じた生き方

がいっそう求められ、学校を卒業した後も、新たな知識やスキルを身につける学び直

しは、生き方や働き方の選択肢を増やし、人生の幅を広げることにつながります。

「学び」に遅すぎることはありません。何歳になっても学び続けていくことは重要です。

 

経済産業省からでている生涯学習を含め自己啓発における問題点は、「仕事が忙し

くて自己啓発の余裕がない」が最も高く、次いで 「費用がかかりすぎる」となっています。

費用面に関しては、大島グループでは、「あなたのチャレンジ応援制度」での支援が

有ります。

ぜひ多くの皆様から活用していただき、学びの機会を増やしていただければと思います。

 

 

(株)バーツプロダクション 石田

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