【連載:大島グループ桜プロジェクト”O”】
#2 サクラ リサイクル
私たちには実はもうひとつアイディアがありました。
「市の担当の人に事前にちょっと聞いたんだけど、
桜の木って毎年何本か伐採されてて、でもその木はただ廃棄されてるらしいよ」
「なんかもったいない気がする。。
それこそ、桜チップにして燻製おかきに使ったり、再利用できそうなのに」
「何年か前に燻製おかきのためのチップを作った時は、大島ビルの屋上で乾燥させたりしてたなぁ。そろそろ在庫もなくなる頃じゃないかな。またみんなで作るのも良いかもしれない」
「以前イベントのために燻製チップを自分で作ったことがあるんですけど、枝の状態によってはえぐみがあったりして、料理には適さないこともあるみたいです。伐採する木の状態が心配ですね」
たしかに、伐採するには理由があって、倒木の危険があるような老齢化した木だったら、だいぶえぐみがありそう。
でも、
なんらかの形で桜の木を再活用して、公園や市民の方々に提供できたら。
桜の伐採木を使ったベンチを公園に寄贈したり、長い年月楽しませてくれた桜の老木から、コースターや置物を作って、高田のお土産として販売。その売上を公園に寄付するとか。
「高田の桜」をキーワードに、いろんな角度から仕掛けがつくれそうな気がしてきます。
さあ、どこまでできるでしょうか。