2020後期 自己啓発助成金 活動報告:みんなでいきる 長橋未希さん
色カルタ・クオリアゲーム指導者養成講座 受講
【期間】 2020年 10月 5日 ・ 2020年 10月25日 の2日間
【活動報告】
色カルタとは、○○はどんな色(例:初恋の色は)という質問に対し、参加者が自由に色を選択し、思い出や感情を共有するゲームです。
●10月5日
自分がゲームをするときの注意事項とゲームの方法の指導するときの注意事項について学びました。
今後、自分が活動を行っていくにあたって、何を目的にするのか、参加した人の興味を惹く内容にすること、色カルタをすることで得られる効果などについて詳しく学びました。
認知症ケアの一つとして、回想法(過去を振り返り忘れていた記憶を想起するもの)があります。色カルタも、過去を振り感情の表出を促すものでありますが、過去だけでなく、現在、未来のことも聞くことができるため、回想法とは異なるものであると話されていました。
またリーダー(進行役)はReaderではなく、Leaderであると話されていました。Readerは指示、読む人という意味がありますが、Leaderは導くと意味があり、色カルタにおいて一番重要となるのは「話を聞くこと」であるため参加された方にもきちんと伝える必要があると話されていました。
以上、2点を詳しく教えていただきました。また、参加される方の特性を知るために、傾聴の技術、認知症の知識などの学びは必須であると学びました。
●10月25日
自分が講座を開くときに使う説明のためのパワーポイント(前回課題)を発表し、アドバイスをもらうという内容でした。
発表をするにあたって、資料をそのまま読まず、笑顔で話すなど聴講する人の惹きつけ方も学びました。
実際に自分が作成した資料は、医療従事者を対象に、コミュニケーションツールの一つとして色カルタを導入し、その方の理解を深めより良い支援へと繋げる一助になるという目的のもと作成しました。
実際に色カルタを行った結果、対象者のも交えながら作成しましたが、聴講している人の中には、疑問に思う方、同じ医療職でも職種が違えば伝わりにくいなどの意見をもらいました。
これから色カルタを広めていくにあたって、誰に伝えていきたいかを考え、対象者に合わせて内容を検討し、きちんと伝えていくことが重要であると学びました。
【今後の取組みについて】
今後年代、職種関係なく色カルタを実践し、活用して頂けるよう活動を行っていきます。
また、実際に訪問し学校、一般企業に勤めている方への導入もしていきたいと思います。
http://www.irokaruta.net/
(主催:彩色ケア色カルタ研究所)
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