【連載:100周年イヤーに大島グループ社員の結束を高めたい精鋭たち】
#4 社内SNSの壁
チームワンフロアには、実は副題がついています。
それは、「顔の見える大島グループへ」です。
大島グループで働く人の数は、各社合わせると1000人を超えます。
ですが、業務的に自社以外の人との関わりが少なかったり、コロナ禍において、
グループ全体で集合する機会もなくなり、いまいちイメージがわかないのが現状ではないでしょうか。
この100周年を機に、社内SNSを導入して、
グループの中にどんな人がいるかがわかり、それぞれの得意分野や趣味活動でつながることができたら、エンゲージメントも高まるのではないか。
そんなふうに社内SNSの導入検討が始まったのですが、
一の壁 利用料金
ネット検索で出てくる「社内SNSツール10選」等でよく取り上げられているツールは、1人当たり月々@400円~800円くらいが相場です。大島グループの全社員1000人とすると、最低でも月々40万円、年間で480万円!?
二の壁 使用目的
一般的に掲げられる目的として、①企業理念の浸透 ②全社横断的な情報共有 ③社員間のコミュニケーション促進 などがありますが、①と②はOSHIMAX!があるし、③については、メールで良くない?という声も。。。
三の壁 個人情報
社内SNSとはいえ、範囲がグループ全体となってくると“社内”でもない知らない人に向けて自分の情報を出すのはちょっと・・・
―やってもいいという人に絞って進めますか
―全社員じゃなかったら意味がないですよ
調べを進めると、「社内SNS導入の90%は失敗する」「社内SNS いらない」「社内SNS うざい」などのワードが出てきて、厳しい現実を目の当たりにしました。